愛犬のしつけでこれだけは覚えておこう

犬を飼う時は、家族の一員として接するためにも、きちんとしつけをしておきたいものです。しつけをすることにより主従関係も生まれますし、犬が自分勝手に振舞うのを防ぐこともできます。まず最初に覚えさせるのは名前とアイコンタクト、そしてトイレです。名前は必ず統一して呼ぶようにします。家族によって愛称で読んだり、「ちゃん」とか「君」づけで呼んだりすると、犬は混乱してしまいます。

そしてトイレ、これも最初はまだわかりませんから、飼主が誘導してトイレに連れて行くようにしましょう。朝起きた時や食事の後などは特にトイレに行きたがりますし、そうでなくても、周囲を嗅ぎまわっている時などは、早めにトイレに連れて行くようにします。その他にはボディコントロールもあります。ボディコントロールは何かと言うと、どこを触っても嫌がらないように慣れさせることです。これをやっておくと、爪切りとか耳の掃除などもやりやすくなります。そしてしつけをする際に、忘れてはならないのがコマンドです。指示語とも言いますが、おすわりとかふせ、待て、ハウスなどと言った、犬を特定の行動に導くためのものです。

きちんとできたらご褒美をあげるようにしましょう。その他に、吠えたり甘噛みをしたりする癖がなかなか直らないこともあります。このような時は構ってあげないのが一番です、また噛む癖が直らない犬は、代わりに噛んでもいいおもちゃをあげるとか、噛みそうな物は、見えない所にしまうようにするといいでしょう。そしてこれらいずれの場合も、しつける時に叱ってはいけません。その代わりきちんとできたらご褒美をあげるとか、噛む場合は噛んでいい物を渡すようにして行きます。

それと散歩をさせる時ですが、この時も常に飼主の言うことを聞かせるように心がけましょう。リードは緩くつけ、もし犬がリードを引っ張っても、飼主がそれに引きずられてはいけません。逆に飼主の方でリードを少し引っ張り、そばを歩かせるようにしましょう。