愛犬はじめてのペットホテル

愛犬の名前はミサイル。今年の六月に我が家に来たばかりの男の子のポメラニアン。私と彼の同棲生活に癒やしと豊かさをもたらしてくれた大切な家族です。自宅ではおもちゃで遊ぶのが好きで、人なつっこく、私たちについて回っています。

今年の夏、私たちは初めて一泊二日の旅行に行くことになりました。ミサイルをどうするか・・・私の妹に来てもらって見ていてもらうことも考えましたが、脱走や誤飲など、ミサイルに何かあったとき、妹のせいになってしまうことは防ぎたかったため、ペットホテルを利用することに決めました。ミサイルは、先天性の骨格異常があり、一ヶ月に一回以上動物病院に通院しています。新しく広い病院ではありませんが、先生や看護師さんがとても優しく、信頼できる病院です。ペットホテル専用の施設も近くにありましたが、いつもお世話になっている病院の方が、私たちもミサイルも安心だろうと考え、かかりつけ病院に預かっていただくことにしました。

当日は朝の6時前に預かってもらうことができ、旅行先まで車で行く私たちにとって本当に助かりました。持ち込んだのはいつも食べているドッグフードとお気に入りのおもちゃだけです。トイレは、病院がペットシーツを用意してくれるため不要でした。何度も通っているとは言え、病院に対して「痛いことをするところ」という認識があるようなミサイルは、キャリーの隅っこで小さく丸まっていました。少し心配になりながらも看護師さんに預け、私たちは旅行に出発しました。何かあったら連絡してくれるとのことだったため、安心して旅行を楽しむことができました。

旅行から帰ってきたのは次の日の夕方4時頃。既にミサイルに会いたくてたまらなくなっていました。笑。病院に迎えに行くと、看護師さんがミサイルを連れてきてくれました。そして二日間のミサイルの様子を伝えてくれました。なんと、ミサイルは病院に来てから、一度も食事を取らず、おしっこもうんちもしなかったというのです。ケージの隅っこで丸まって外の様子をじっと見ていたというのです・・・。

慣れない環境に不安になってしまったのだろうと。びっくりした私たちは急いで自宅に戻りました。自宅に戻るとミサイルはすぐにトイレに入り、長いおしっことうんちをしました。ご飯もぱくぱくと食べ、体の異常では無いとわかりほっとしたのを覚えています。ミサイルは人なつっこいけれど、人見知りをしやすく、慣れない環境に不安になりやすいのだと気がつきました。次からは自宅で家族に見ていてもらうか、カメラや自動給食マシーンなどの導入を検討したいと考えています。

また、ペットホテルでずっと病院に見てもらっていたことで、小食であることや少しやせ気味であることも、教えてもらうことができました。これをきっかけに食事の形態を変えてみたり、あげるタイミングを変えるなどして、食事量を増やすこともできるようになりました。おかげで今は標準体重まで増え、元気いっぱいです。
初めてのペットホテル、ミサイルにとっても私たちにとっても初めて知る事が多かったです。預け先として病院を選んで良かったと感じます。この経験を今後の生活に活かしていきたいです。